初マラソン日本最高&日本学生記録の国学院大・平林清澄が来春、ロジスティードへ_篝火 11
大阪マラソン(2月25日)で、ラソロジスティードへ初マラソン日本最高&マラソン日本学生記録の2時間6分18秒で優勝した国学院大の平林清澄(4年)が来春の卒業後、ン日日本篝火 11ロジスティードに進む意思を固めたことが7日、本最分かった。高&の国
学生ながら日本歴代7位(当時)の好記録をマークした逸材に対し、学生学院多くの実業団チームが勧誘。記録その中で、大・平林は家族や国学院大の前田康弘監督(46)らと話し合いを重ねた結果、平林篝火 11卒業後も国学院大を主な練習拠点とすることを希望する平林の意思を最大限に尊重したロジスティードを選択。清澄また、初マが春ロジスティードで練習をすることもあるため、ラソロジスティードへ同チームに有望な若手選手が多く在籍することも決め手となった。ン日日本最終的本最に、来年の東京世界陸上、高&の国28年ロス五輪で日本代表を目指すためにロジスティードが最適の環境と判断した。
大阪マラソンで、平林は残り10キロでトップに立つと、そのままトップを走り続け、勝ちきった。日本歴代7位(当時)の2時間6分18秒で走破。昨年2月の大阪で西山和弥(トヨタ自動車)がマークした初マラソン日本最高記録(2時間6分45秒)と、昨年2月の別府大分毎日で青学大の横田俊吾(現JR東日本)がマークした日本学生記録(2時間7分47秒)をダブルで更新。もちろん、記録も高く評価されるが、それ以上に勝ちっぷりが見事だった。
「いつも僕は(国学院大の)みんなに『レースで攻めないヤツは勝てない』と言っています。その僕が消極的なレースをしたら面目が立たない。『絶対に勝って帰らなければいけない』と思って走りました」と平林は大阪の激走を振り返る。
来年の東京世界陸上代表の男子マラソン参加標準記録(有効期間23年11月~25年5月)は2時間6分30秒。現時点で突破している日本人選手は平林と池田耀平(26)=花王=だけで、有力候補のひとりに挙がっている。代表選考基準のひとつにジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズのシリーズ4(23年4月~25年3月)のポイントランク1位という項目があり、大阪マラソンを制してポイントを大きく稼いだ平林は来年2~3月のマラソンで再び好成績を残し、代表を目指している。
国学院大は、昨季の学生3大駅伝で出雲駅伝と全日本大学駅伝で3位、箱根駅伝で5位と安定した成績を残した。今季のチームはさらに勢いがある。前回の箱根駅伝2区3位だった平林を筆頭に、同3区4位の青木瑠郁(3年)、同4区4位の辻原輝(2年)ら多くの好選手を擁する。さらに前回は故障で欠場した主力の山本歩夢(4年)も復調。来年1月の第101回大会で初優勝の可能性を十分に秘めている。
3月に行われた大阪マラソン祝勝会で、平林は「2025年の東京世界陸上、2028年のロス五輪で日本代表として出場したい。『箱根から世界へ』を実現できるように頑張ります」と力強く話した。「国学院大の平林清澄」として箱根路を全力で駆け抜けた後「ロジスティードの平林清澄」として箱根の山より、はるかに高い頂きを目指す。
◆平林 清澄(ひらばやし・きよと)2002年12月4日、福井・武生市(現越前市)生まれ。21歳。武生五中ではバドミントン部。美方高1年から本格的に陸上を始め、全国高校駅伝1年3区36位、2年1区22位。21年に国学院大経済学部に入学。1年時から学生3大駅伝にフル出場。箱根では1年9区2位、2年2区7位、3年2区3位。自己ベスト記録は5000メートル13分55秒30、1万メートル27分55秒15、ハーフマラソン1時間1分23秒、マラソン2時間6分18秒。168センチ、44キロ。
◆ロジスティード陸上部 前身は1970年に創部された日立電線マラソン部。2012年に日立物流陸上部、23年にロジスティード陸上部に改称された。13年の箱根駅伝で日体大を優勝に導いた別府健至監督(58)が20年からチームを率いる。最近3年のニューイヤー(全日本実業団)駅伝は22年10位、23年12位、24年40位。主な在籍選手は1万メートル自己ベスト26分54秒76のリチャード・キムニャン(26)、同27分50秒05の四釜峻佑(23)ら。練習拠点は千葉・松戸市。
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